こんにちは。岸本みずきです。
退院して「ぼーっ」と過ごしていましたが、ようやくエンジンがかかり始めました。
自分の足で歩けて、家の布団でぐっすり眠れて、美味しく食事ができる。
ごく普通のことだけど、しみじみとありがたく感じます。
こんな普通の生活も、年を取れば徐々に難しくなる。
まさに私の親がそうでした。
実は私が入院する直前、1本の電話がありました。
母親が入院して、今はベッドの上で寝たきり。
こちらの事情は電話をかけてこられた方も知っておられるので(母親とは絶縁状態)
とりあえず連絡をしてきてくださったようでした。
入院前で、なにかと気ぜわしいとき。
「こんなときにかぎって、、、」
重い腰をあげて、電話をしてくださった介護ヘルパーさんのいらっしゃるデイサービスへ。
お話を聞くと、半月ほど前から入院しているらしく、たぶん以前のように自宅で生活することは無理。
長期治療が必要な状態ではないので、いつまでも病院にいるわけにはいかなくて。
今すぐにとは言わないけど、介護施設へ移ることを考えておかないとね、と。
いつかはこうなるだろうと思っていました。
親からひどい目にあってても、1人っ子だからすべて私の背中にのしかかってくる。
だけどこれまでのことを考えると、母親の世話をする気にもなれないし、現実問題ぜったいムリ。
冷たいと言われるかもしれないけど、できれば母親とは関わりたくない。
正直困りました。
せっかく10年かけて作った平穏な今の生活。
ここで母親と関わると間違いなく、あの苦労の日々が再現する。
「私には何もできません」で押し切ろうか。。。
でもひどい目に合わされても、親は親。
ほっとくこともできない。
さて、どうしたものか。
一度にお話しすると長くなるので、この続きは次のブログでお話します。