こんにちは。岸本みずきです。

朝からいいお天気。
こんな日は洗濯物がよく乾く、、、ふと、おばあちゃんのことを思い出しました。
私が通ってた中学校と家は目と鼻の先。

教室ではわりと窓際の席が多くて。
つまらない授業のとき、ぼんやりグランドを見てたら「あ、おばあちゃん」
2階で洗濯物を干してるおばあちゃんを見つけて、ホッとしてました。

優しくて料理や裁縫が上手で、母親から叱られる私をいつも守ってくれたおばあちゃん。
だいすきでした。

「いつもニコニコしてはって、ホンマにかわいらしいおばあちゃんやね」

近所の人から言われて、内心「ドヤ顔」してました。

優しくて人当たりの良いおばあちゃん。
それに比べてネチネチ陰湿タイプで、自分の思い通りにならないと激怒する母親。
実の親子なのに、どうしてこんなに違うんだろう?

子どもは母親に似るもの。
よく「毒親に育てられた人は毒親になる」と言われます。
ということは、おばあちゃんかおじいちゃんが毒親だった?

確かにおじいちゃんは厳しい人だったらしいけど、わりと早くから認知症を発症していたので
実際のところはあまり覚えていません。
だけど確立から言うと、おじいちゃんが毒親だったのかもしれない。

そして母親が毒親だから、私も毒親の素質を持ってるということになります。
以前ダンナさんに「そういうとこ、あるで」とサラッと言われて、撃沈したことがありました。

子どもは親の表情、口ぐせ、思考パターンなど、1日24時間1年365日見て育つから
親と似るのは当たり前。

先日ドトールで見かけた親子はまさにそんな親子でした。
丸々とした体格、トレーに乗った山盛りのオーダー品、眉間にシワを寄せたちょっと不満げな表情。
おばあちゃん、母親、子ども、みんな一緒でした。

じゃー、毒親に育てられた人は100%毒親になってしまう?

こたえは『NO!』

身についた習慣やちょっとした表情など、確かに引き継いでいるのかもしれません。
何も意識せず、もしくは知らずに過ごしていると、毒親のレールに乗っかって進んでしまいます。
だけど「毒親のようにはなりたくない」と意識していれば、常にレールを修正できる。

私の生き方は私がきめる。
だから私は毒親を持ってても毒親のようにはならないのです。

「うちの親は毒親だから、、、」

と絶望的に思ってるあなた、まだ諦めるのは早いです。


 『わたし、だいじょうぶかな、、、』 

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