こんにちは。岸本みずきです。
久々に虹を見ました。
しかもクッキリ、ハッキリ、大きな半円形。
あまりにも見事な虹だったので、車をワキヘ停めてしばらく「虹の鑑賞会」
科学的に言うと、単なる光の屈折で7色の光が見えるだけなのですが、
なんだか虹を見つけると「いいことありそう！」って妙にテンションがあがってしまいます。
そして思う存分、鑑賞会と撮影会を満喫してから車に乗って走り始めると、
前方にハザードをつけたグレーのプリウス。
「あ～、もしかして！」
案の定、虹を車の中から一生懸命のぞきこんでおられました。
それを見てニンマリ。
きっと私が車から降りて空を見上げながら「パシャパシャ」撮っているのを見て、
虹が出てることに気づかれたんでしょうね。
運転中の人はもちろん、歩いてるほとんどの人が虹の存在に気づいてなかった。
なんと勿体ない。
ホントに見事な虹だったのに。
虹なんか興味がないのか、それとも虹を見つける余裕がないのか。
興味がないのは個人の趣味思考の話だけど、心の余裕がなくて前しか見てない人ってわりといてはります。
・人より１分１秒でも早くレジを済ませたい人。
・割り込んででも前を走りたい車。
・自分のことで精一杯で周りに無関心な人。
昔は私も自分のことで精一杯でした。
キツキツな毎日で渦中にいると気がつかないけど、そこから１歩離れることができると
他人の様々な事情も見えてくる。
「そこまでせんでもええのに」
「毎日大変なんやろな」
「こうした方がラクやのに」
きっと数年前の私を見て、周りの人は同じことを思ってたんでしょうね。
ようやく今は虹を見て「うっわ、キレ～ィ！」と思ったり、
雑草の先っぽの方が枯れてきてるのを見て「もう夏も終わりやな」と思ったり。
ようやくキツキツな生活も終焉を迎えて、第2の人生を満喫中。
そして手術まであと１週間。