こんにちは。岸本みずきです。

年が明けて、気がつけば今日は七草粥の日。
15日の小正月には正月飾りをはずして、鏡開きのお餅でぜんざいを食べる。
(地域によっては7日だったり、11日だったりいろいろみたいです)

「おせち料理を食べる」「七草粥を食べる」「ぜんざいを食べる」
なんだか食べることばかり目立って、どうしてその時期に食べるのか、
知ってる世代がどんどん少なくなってるのも、ざんねんな感じがします。

そんなことを考えながら、年明け早々とってもざんねんな思いをしたことを思い出しました。

あれは勤め先へ年明けに出社した日のこと。

ちょうど自販機へ飲み物を買いに出たときに、銀行の人が来られました。
いつも会社に出入りしているメインバンクの担当者。
もちろん初対面ではなく、これまでにお話をしたこともあります。

私:(あ、○○銀行の人や、新年のあいさつしよっ)「あけ、、、」
銀:「あ、社長いてはりますか?」
私:「、、、はい、おります」
銀:そのまま事務所の中へ

とても些細なことだけど、こせばばぁの私はめっちゃ引っかかりました。

「ふつう、初めて会う人には ”あけましておめでとうございます” ちゃうの?」
「銀行員やのに、新年のあいさつもできひんの?」

もちろんその人は若い人ではありません。
そこそこいい年の男性。
事務員にはあいさつしなくていい、と軽く思われたのか、そもそも礼儀のない人だったのか?

わたし、あいさつのできない人ってダメなんですよね。
とくに自分が得する人にしか「いい顔」をしない人。
こういう人には近づきたくない。

「損して得とれ」

あいさつの話からすると、ちょっと大げさなたとえですが、
常に自分が得をすることばかり考えている人は、付き合う相手からも同じように見られています。
意外と本人は気づいていませんが。

普段の行いが、ふとしたときに出てしまう。
いつかそれが自分の信頼を落とすことになりかねない。

相手に対して誠実に、損得抜きで誰に対してもおごることなく接する大人でいたい。
あいさつのできない銀行員には、ゼッタイにならないぞ。
新年を迎えて、自分に言い聞かせました。

あなたは誰に対しても、同じようにあいさつできる大人ですか?