こんにちは。岸本みずきです。
今日は毒親のお話です。
毒親と絶縁して、もうすぐ15年。
「まだ15年か」と感じながらも、当時のことをとても昔のようにも感じます。
確実に言えるのは、自分が15も年を取ったということ。
余談ですが、最近こまかい字が見えにくくなって「そろそろ老眼要る?」と半分抵抗しながらも、
買うことを考えてます。
自分が年を取るということは、親も同じだけ年を取るということ。
母親が先月入院しました。
今はベッドで寝たきり生活。
退院しても、今までのように自宅で暮らすことは難しいらしい。
そろそろ施設への入所も考えたほうがいい、と介護福祉士の方から連絡がありました。
正直いって、複雑な気持ちです。
あんなに毒々しかった母親が、今は弱々しくベッドの上で1日を過ごしてる。
感傷的になる気はないけど、放っておくこともできない。親ですからね。
ここで私の悪いクセが出てきました。
知らないことに対する不安と、失敗して怒られる、あるいはバカにされることへの恐れです。
たとえば、
・知らないことをするとき、失敗を恐れるあまり必死になってそれしか見えなくなる。
・先の予定を完ぺきに知っておかないといけない(家族やほか人も)
・何度も同じことを聞いて確認する。
下準備は大切だけど、私の場合、自分に負荷がかかるくらい先の先まで読んでしまいます。
これも毒親の影響。
「失敗したら、ひどく怒られた」
「初めてすることでも、完ぺきにできないとひどく罵られた」
「なにか間違ったことを言うと、後からひどく責められた」
今回も母親が退院した後、施設への入所手続きを失敗することなく、完ぺきにやらないといけない、
と心のどこかで思っていました。
そして来月、自分が入院と手術をすることへの不安から、あれこれ先のことを心配しています。
前に比べて「なるようにしかならへんわ」と思うことが増えましたが、
イレギュラーなことが入ってくるとダメですね。
今回起きた「母親の施設」と「自分の入院と手術」
2つのイレギュラーなことは、私のクセをなくす良いきっかけになりそうです。
あれこれ考えても仕方ない。
自分がどうなりたいのか、何を望んでいるのか。
ここさえハッキリ明確にしておけば、その間にあることはなるようにしかならない。
・母親が施設に無事入所できて、お互いに平穏な生活を送る。
・自分の手術が成功して、1日も早く回復する。
ここがあれば、あとはあれこれ考える必要はない、ということです。
「わかってる?わたし。」
ブログを書きながら、自分に言い聞かせています。