こんにちは。岸本みずきです。

この暑さ、どこまで上がるんでしょうね。
急に「ぱたっ」「ぽてっ」と倒れたらどうしよう、身の危険を感じます。

おまけに車に乗るとき、ドア開けたら軽く40度は超えてそうやし、
熱すぎてハンドル持てへんし、シートベルトのカチッとするとこで火傷しそうになるし。
車に乗るとき「よぉーーっし!」と気合い入れながら乗ってます。

先日も暑さと熱さに、戦いを挑みながら車に乗って買い物へ行ったときのこと。

スーパーのガレージから右折で道に出ようしたとき、左から車が数台やってきました。
数台ともスーパーに入るみたいで、えらい勢いでビュンビュン入っていきました。
まるで「先に入らへんかったら損!」みたいな感じで、形相も必死。

車が途切れるのをしばらく待って、やっと動き始めた私の車。
こうやって文章に書くと「ふーん」で終わるような些細な出来事だけど、
なんか、こう、「あ~ぁ、、、」て、気分になったんです。

むかし、まだ20代の頃。
わりとヤンチャな友だちの車に乗ったとき、ガンガン行くタイプの子やったのに
2本の混雑する道が1本になる渋滞する合流地点で
「はい、あなたが行って私が行く、あなたが行って私が行く」と
つぶやきながら、替わりばんこに合流してたんですよね。

なんだか、その光景が意外で。
それ以来、車の混雑する合流地点では、それを口ずさむようになりました。
道をゆずったり、ゆずってもらったりすると「ええことした」とか「あの人ええ人やなぁ」とか。
些細なことだけど、それだけで気分が良くなるし、焦ってイライラすることもなくなります。

車の運転って性格が出るって言いますよね。

じゃー、我さきで行く人は心が狭い人?思いやりのない人?
せっかちな人なのかもしれないけど、私は普段一緒にいる人やメディアの影響もあると思います。

たとえば、家族がそういう運転だったら、それは同乗者にも移ってしまうし、
テレビでそういう運転を「カッコいいな」って目で見てたら真似してしまう。

たとえそれがよくないことだとわかってても、よく目にしたり聞いたり、
あるいはみんなやってると、それは常識になる。
なんか洗脳みたい。

大げさかもしれませんが、誰でも多少なりとも人の影響を受けてるもの。
いい影響はどんどん受けるべきだけど、その逆は気をつけないと。

・いつもセカセカ運転する人の車に同乗してたら、自分もせっかちな運転してたとか。
・親のよくない部分(口ぐせとか行動とか)が、子どもにうつってたとか。

こんなことを書きながら、実は自分への戒めにもなってます。
自分が一番気をつけないといけない。