こんにちは。岸本みずきです。

暑くなる前に、、、押入れの整頓をゴソゴソしてたら昔のノートを見つけました。

日付は、2009年9月1日。

当時は京都、大阪、奈良でカードセッションをやってました。
恋愛、人間関係、仕事、、、聞かれる内容は人それぞれ。
その中でも一番多かったのは、人間関係。
若くても、年配でも、男女関わらず人間関係の悩みは尽きないってことですね。

そうそう、出てきたノートには当時の活動記録や、これからやりたいことなどを書いていて、
その中でひとり言のようにつぶやいたページには、こんなことを書いてました。

「○○○を考えています。これは私にとって正しい選択ですか?」
といつもカードに聞きたくなる。

でもこれって自分で選んだことを受け入れずに否定してることちゃうん?

人には「自分に正直に、自分をもっと認めましょう」って言うくせに
自分は自分のこと疑ってるやん。

自分で出した答えに自信が持てず、いつも「私の選んだことまちがってない?」と不安に感じてんでしょうね。

子どもの頃、まちがいを母親に厳しく叱られて「失敗は絶対に許されない」という環境で生きてきた習慣のせいもあるのかもしれません。
今でも失敗することを恐れて慎重になり過ぎるところは残ってます。

100%を求めるあまり、ときにはしんどくなり、ときには要領が悪くて時間ばかりかかって効率が悪くなる。
少し前にダンナに言われたことを思い出しました。

「最初から100%をやろうとするから無理なんや、始めは60%でOKと思っとく方がいい」

たしかにその通りです。
最初からプロ並みのことなんてできるはずがない。
それができたらだれでも「すばやく簡単に」プロになれるし、プロの経験がモノをいうなんてことも必要なくなる。
プロは何度も失敗を繰り返し、時間やお金をたくさん費やしてきた結果、プロになる。

そんな汗水たらしてプロになった人と同じことを最初から目指そうとするからいつまでたっても前に進まないし、途中でイヤになってげっそり凹んでしまう。

最初は多少カタチがゆがんでても、デキが悪くても、60%でOKにしないと前に進めない。
失敗は成功のもと。
それを防ぐためにも「最初からきちんとやらなきゃモード」から「たのしみながら進めるモード」に切り替えんとあかんな、とノートを見ながら思いました。

あなたのハードル、高すぎませんか。