こんにちは。岸本みずきです。

先日緊急入院した母親。

「今どんな状態なんやろ?」
「腸捻転って手術する確立が高いやん」
「施設で落ち着いたのに、入院したらまた精神状態が不安定になるなぁ」

などと考えていました。
といっても、今回は後見人の方にすべてお任せしているので
これまでのようにあれこれ考え悩むこともなく、事の成り行きを静観してる感じ。

本来なら私がやるべきことを、他人さんがやってくださっている。
ホンマにありがたいです。
そして後見人の方からこんな連絡が。

「いつ退院しても大丈夫な状態みたいです」

えっ?入院してまだ3日しか経ってないのに?
なんだか拍子抜けしてしまいました。

そしてびっくりすることはまだ続きます。

退院のときに付き添ってくれた後見人の方に、なんと罵声を浴びせたらしい。
数日の入院生活で場所の変化に順応できず、精神的に不安定になっていたのかもしれないとはいえ、
これは危険信号。

母親は
「この人ならわがままを聞いてもらえる」「何を言っても怒られない」「自分の言う通りに動く」
と思ったら、態度が即かわります。

これはきちんとこれまでの経緯や毒親で苦しんだ出来事など、お話しておかないといけない。
接し方に気をつけないと危ない、ということを後見人の方に伝えんとあかんわ。
(後見人の方には直接お話してなかったので)

さっそくお会いして、これまでのことを詳しく説明。

警察に(私の運転する)車に当たられた、と通報したことや(もちろん真っ赤なウソ)
ダンナの実家が火事だ、と消防に通報したことや
私の友だちの携帯に電話をかけたこと(どうやって知ったのか、いまだに不明?)などなど。

これまで、
「あなたも悪いんでしょ」「親が子に干渉するのは当たり前」「大げさに言ってる」など。
限度を超えた母親の行動を、理解してくれる人はほとんどいませんでした。

「関係性を絶つほどの理由があったんだな、と思っていました」

後見人を受けたときから、そう思っていたとのこと。

毒親と絶縁するのは、それなりの理由がある。
話をしていても、これを理解してくれる人は意外と少ない。

誰かに話が伝わるって大きいですね。
それが自分にとって辛い体験談なら、なおさらのこと。
後見人をお願いしてよかった、と改めて思いました。