こんにちは。岸本みずきです。
忘れた頃にやってくる地震。
いや~、昨日はびっくりしました。
しかも地震が起きたときは、美容室で白髪染めの真っ最中。
ちょうど洗い流し始めたばかりのときに「ぐらっ、ぐら、ぐら」
ベッドに横たわっていると揺れも強く感じるし、長く感じる。
「うわ、どうしよう、、、」とビクビクしながら、ふと阪神大震災のことが頭をよぎりました。
ベッドで熟睡中に突然やってきた強い揺れ。
震源地から離れている京都でも、ホンマにこわかった。
揺れが長くて「いつまで揺れるんやろ」と思っていると、下から私の名前を呼ぶ母親の声。
(私は2階で寝ていました)
ドキドキしながら下へ降りていくと
「呼んでるのに、なんではよ降りてこーへんの!怒」
今思うと、なんで怒るんでしょうね。
地震が起きたのも、強い揺れが起きたのも、私のせいじゃないのに。
そう思いながらも「早く降りていかない私が悪い」と思ってました。
よく考えると、母親はどんな状況でも自分の思い通りにならないと怒りを爆発させていました。
どんなに些細なことでも、すぐに私が対処しないと激怒する。
・急ぎじゃなくても、すぐに言われたことをやらないと怒る。
・「あとでいいから」と言ったくせに、すぐにやらないと機嫌が悪くなる。
・こっちが忙しくしていても、それは通用しない。常に優先順位は母親が一番。
・母親の呼ぶ声が聞こえなくて返事をしなかっただけで、もの凄いけんまくで怒る。
当時は母親と2人暮らし。
よくこんな状況で何年も生活してきたな、って思います。
私がいまだに持っている無実の罪悪感のクセも、こんな気性の母親の影響です。
私が悪くなくても、思い当たる節すらなくても「私のせい?」と自分を疑う。
子どもの頃から母親を恐れる心や、いくらやっても不十分だと思う心を植えつけられているから
これをなくすのは至難の業。
最近は自分の記憶をたぐって「それって本当に私のせい?」と冷静に思い出して、
いらぬ無実の罪悪感を、なるべく持たないようにしています。
焦るとつい自分を真っ先に疑ってしまうけど、落ち着いてゆっくり考えると
わりとそうじゃないことに気づけるんですよね。
毒親に育てられた人は焦ってパニックになる傾向があるのかもしれませんね。
(私だけかもしれませんが)
誰かと話していて、あるいは何か起こったとき
「もしかして私のせいかも」と先に自分を疑ってしまうあなた。
それは無実の罪悪感かもしれませんよ。