25Jul

こんにちは。岸本みずきです。
スーパーで、ほのぼのする光景を見ました。
お母さんと一緒に買い物に来た5歳くらいの女の子。
ん?なんだか首の周りがモコモコしてる。
よく見ると、女の子の着てるワンピースの首元から白いクマが顔を覗かせてました。
しかも前と後ろ、2匹。
ちょうどお母さんが、赤ちゃんをおぶっているときと同じように、
女の子はクマのぬいぐるみが落ちないように、後ろで手を組んでトントンしてました。
ほのぼのとして、お母さんと楽しそうに買い物する光景。
カワイイなーと思いつつ、反面うらやましく思う気持ちも、、、。
私が小さいとき、母親と買い物に出掛けても怒られることがほとんどで、
楽しい思い出はあまりありませんでした。
たとえば「あれ欲しい」と言っても大きな声で叱られて、
同時に強烈なビンタが頬に飛んでくる。
そんなに贅沢なものをねだったわけでもないのに。
周りの人が見てる前だから恥ずかしいのと、私はとても悪い子だ、という罪悪感。
だから欲しいものがあっても何も言わずに先に諦めるクセがつきました。
今でもそのクセはどこか片隅で残っています。
たとえばお店で「あれ欲しいな」と思っても、買わない理由を先に考える。
・高いからやめとこ
・今日はやめとこ(といっても次に来たときも、同じことを言ってる)
・自分にはもったいないわ
子どものときの習慣ってなかなか抜けないものです。
すべて親のせいにするのは間違いだ、と言われるかもしれないけど、
私は原因は親にあると思ってます。
自己評価が低いのも、自分に自信がないのも、自分をないがしろにしてしまうのも
その思考のきっかけになったのは親。
大人になって、母親と離れて、安全な場所で暮らし始めてやっとその習慣も抜け始めた今。
「欲しいな」と思ったものを「欲しいから買うぞ」とやっと行動に移せるようになってきた、と思います。
追伸
先日、ダンナがアマゾンで買い物をしてたとき、
「送料無料まで金額たりひんし、欲しいもん買ってもええで」
とダンナに言われ必死で考えたのに、何も思い浮かばなかった私。
やっぱりまだ子どもの頃の習慣が残ってるな、と感じた瞬間でした。
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