こんにちは。岸本みずきです。

桜の開花が始まってお花見まであと1歩。
この時期のお花屋さんは、色あざやかなお花でいっぱい。
お店の前を通りかかっただけで春を感じさせてくれます。

私はよく切花を買います。
買うきっかけになったのは、以前勤めていた会社のお客様からいただいた切子硝子の一輪挿し。
深いブルーの切子硝子は置いてるだけでも、少しリッチな気分にしてくれます。
この一輪挿しを使いたくて、切花を買うようになりました。

よく行くお花屋さんは造園業も兼ねておられるせいもあり、お花の種類がとにかく豊富。
しかも並んでいるお花の1つ1つに、手入れがきちんと行き届いてます。
切花はピンとして長持ちするし、鉢植えは葉っぱもイキイキ花付きもいい、しかも割安!

そしてこのお店のいいところは、お花を買った後まで手を抜かないこと。

先日、知人のお墓参りへ行ったときのエピソードです。

早朝から出掛けるので当日買いに行く時間もなく、前日に買っておこうとお花屋さんへ。
お店の方に「明日持っていくんですが、2時間以上かかるんです」と伝えると、
「帰ってから翌日までのやり方をお教えしますね」
ササッと花の切り口の部分を紙とアルミホイルで覆い、全体を丁寧に新聞紙で包んでから

①家に帰ったらこのまま水を張ったバケツか何かにつけて置いて下さい。
②次の日、出掛ける前にギュッと絞ってこのナイロン袋に入れて持って行かれると半日は持ちます。
これで大丈夫ですよ!

花を売るだけではなく、帰ってからのアフターフォローまでしっかりサポート。
そういえば、今までにも何度か鉢植えを買ったときに枯らさないコツを教えてもらったっけ。

こういうちょっとした心配りっていいですよね。
甘いマスクの爽やかなお兄さんに「今日はいいことあった!」テンションも上がり気味。

相手への心配り、自分への心配りって大切です。
スマートにサッとできる人って心に余裕があって明るく前向きなイメージ。

あ、これを書きながら「心配り」と「心配」の違いを発見。
1文字違うだけで随分イメージが変わるもんですね。
心配は不安で暗いイメージ、、、できたら避けたい。

「ダメだったらどうしよう」「もし嫌と言われたら、、、」「あかんかも(T。T;)」
起こるかどうかわからない先々の心配をするよりも、今できる「心配り」をする方がずっといい。

桜咲く春。
春は新しいことが始まる季節ですが、まだ始まっていないことで不安や恐れの心配ではなく、それらに対する心配り(配慮)をしたいものです。