こんにちは。岸本みずきです。

今日は「気づいていましたか?あなたが自分を好きになれなパターン」の
3回目です。

前回は『人の目が気になる』をお伝えしました。

人の評価が気になる。人がどう思うかを真っ先に考えてしまうから、自分の気持ちはどこかに置き去り。
自分に自信を持てるものを1つでも見つけることで、徐々に人目を気にせず自分の立場で考えるようになれる、というお話でした。

 

さて、3回目は『誰かを演じるクセ』です。

 

自分のキャラって1つですか?私は昔たくさん持っていました。
といっても決して多重人格者ではありません。念のため。

●Aさんと会うときはお姉さんキャラ。
●職場ではサバサバ系。
●Bさんと会うときはチョイ悪系。
会う人に合わせて、無難な役を演じる。

相手に嫌われないために自分の姿を消す。自分の人生なのに、人のために生きてるみたいですよね。
武士が君主のために人生を捧げるわけでもあるまいし(笑)

 

人に合わせて役を演じてしまうのはこんな理由が考えられます。

子どもの頃、褒めてもらうために、甘えられないために、怒られないように、家族の中でいろんな役を演じるようになり、それが大人になっても続いている。
自分を守るためにはそれしかなかった。

実際、私もそうでした。

私、祖母、母親の3人暮らし。
しかも母親はなんでもかんでも自分の思い通りにならないとぶちギレる毒親。
「子は親のためならどんな苦労も買って出るべき」
「苦労して育ててきたんだから親に尽くすのは当たり前」
という思考の持ち主。

怒られないために、少しでも褒めてもらうために、家の中で平穏に過ごすために必死でさまざまな役を演じてきました。
父親、夫、友人。
祖母が他界してからは母親の役まで、すべてが私1人の肩に「ずっしり」のしかかる。

『私がしっかりしなければ、こうしなければ、絶対やらなければならない。』

家でも、職場でも、プライベートでも。1年365日続く。
ほんまに、しんどかったですね。このしんどさは経験した人しかわからないと思います。

そのうち演じることに負担を感じ始め、自分を出したいと思うようになりました。

・最初は小出しに(一度に出す勇気がなかったので)自分の意見や希望を相手に伝える
「○○行きたい」「私はやめとくわ」「私はこう思う」

・こんなこと言ったら(やったら)相手に嫌われるかも、、、という不安はスッパリ捨てる

・「こうしなければいけない」自分が作ったルールをなくして「こんな私でもええやん」を増やしていく

私は無難な役をやめて、現在じわじわとオリジナルキャラ放出中。
今は少し変わった趣味趣向を持つ人?ちょっと古臭い生真面目なオジサンタイプ?人と群れるのが苦手な一匹狼系?を持つ自分で過ごしています。

その人と友好的な関係なら、自分を出して相手に嫌われることはありません。
人は人、わたしはわたしです。

次回もお楽しみに。