こんにちは。岸本みずきです。

ラジオ派の私は、ほぼ毎日FMを聞いてます。
以前ラジオで、DJさんがこんなコメントをされてました。

DJ:「20代はあれもやりたい、これもやりたいと自分のことばかりだったけど、30代はそうも言ってられない年代。周りのことも考えなきゃいけないし、、、。」

リスナーさんからのお便りを読んでコメントされていたのですが、私にとってはあまりにもインパクトがおっきくて思わず、

私:「えっ(@。@;)そうなん?」
私:「自分のことばっかり考えてるもんなん?」

とラジオに向かってつっこんでました。
たしかに20代はキラキラ楽しいとき。
仕事に恋にオシャレ、そして友だちとの楽しい時間。

それに比べて私が20代の頃は、自分のことを優先するなんてとんでもない。
いつも周りの目を気にしながら怒られないように、自分の能力の低さがバレないように、周りの人に認めてもらうために必死でした。
・自分のためにお金を使うのがもったいない(買い物へ行っても買わずに帰ることが多い)
・化粧品は高いうえに自分には似合わないからほとんどしない。
・洋服は黒・茶・グレーなど地味で安いものばかり。ピンク、レース、花柄は3大苦手アイテム。

自分でわざと地味で目立たないようにしてたあの頃。
やりたいことも欲しいものもない。きっと興味を持っても仕方ないって諦めてたんでしょうね。
若いときにもっとオシャレを楽しんだり、好きなことしておけばよかった、今になって思います。

 

そんな私が初めて夢中になったのはバイクでした。
車の免許はあるけど原付には乗ったことがない、運動神経ゼロ、おまけに力も体力もない、、、大丈夫?
バイクと格闘しながらも「女性がバイクに乗れたらカッコいい」人とは違うことで自信をつけたかった私は必死でした。
そして合格した時は涙が出るほど嬉しかった。

この経験は私の追い風になりました。どんなことでもやる前から、
・私には絶対出来っこない
・何をやっても続かない
・興味(好きなこと)なんて見つからない

出来ない理由を探してばかりだった私が初めて手に入れた自分への自信。
1つのことに夢中になるって大きな原動力になります。

自分に自信を持てるものを手に入れてから「あ、これ面白そう」と、興味を持つことが増えました。
もちろん三日坊主で終わったもの、1回でやめてしまったもの、準備したのにやらなかったこと、たくさんあります。
決して続けること、上達すること、役に立つことが目的ではなく、何かに興味を持つこと、自分へも関心を向けることが目的です。
「自信ないけどやってみよう」
 「あ、なんとなくできたやん、意外とたのしい」
 「もっとやりたい、知りたい」

どんな小さなことでもそれが出来ると達成感を感じます。そしてこの達成感はあなたの自信を増やす。
自信が1つ、また1つ増えることで自分が嫌いもなくなり「私もやればできる」と自分の見方も変わっていく。

たとえば、
・25歳でヨガを始めると、、、40歳ではヨガ歴15年のキャリア。
・30歳で料理を始めると、、、40歳でカフェをしたくなり開業する。
・35歳でネイルを始めると、、、40歳で人に教える講師になる。

これはあくまでもたとえ話ですが、現実にはこんなことも十分ありえる話です。
「あ、面白そう!」「なんか惹かれる!」「ちょっとやってみたい!」
そういうものを探すアンテナがあなたの中に立っていればきっと何か引っかかるはず。
そしてそれはあなたが自分を好きになることへとつながっています。

今日、あなたは何に関心を持ちましたか。