買い物をしているとき、家に帰ろうとしているとき。
それまでゆっくりしていたのに、外が暗くなっていることに気づいた途端ソワソワします。
あとで何か用事があるわけでもなく、早く帰って来いと言われているわけでもありません。
外が暗くなると「家にまだ帰ってないこと」がとても悪いことで、
あとでなにか良くないことが起こるような気がしてくるんです。
ソワソワと落ち着かず、そして後ろめたい気持ち。
きっとこれも母親の影響でしょうね。
子供の頃、夕方までに帰らないときつく怒られました。
一緒に遊んでる子は怒られないけど、私は怒られる。
そして社会人になっても帰宅時間が遅いとひどい叱責をうける。
お勤めをしていると残業、打ち上げ、付き合いなど。
毎日じゃないけど、家に帰る時間がどうしても遅くなることがあります。
だけどお勤めをしたことがない母親には理解できないようで、
「若い娘が遅くまでふらふらするなんてとんでもない、近所の人にカッコ悪いやろ」
母親にとっては、遅く帰ること=悪。
その習慣が完璧に染み込んでいます。
だから結婚して家を出てからも、外が暗くなって家に帰っていないとソワソワ。
まるで悪いことをしているかのように、落ち着かず後ろめたい気持ちになるんです。
そしてもう1つ。
夜出かけているときにかぎって、母親からの電話が増える。
ほとんどはグチや文句、ねたみやひがみ、今話さなくてもいい内容。
まるで家にいるかどうかチェックしているみたいです。(たぶんチェックしてたんだと思います)
だから余計、外が暗くなってから家に帰ってないとよくないことが起こるような気がするんですよね。
外を見て、暗いと気持ちが先に反応する。
この感覚。
さすがに最近は少しマシになってきました。
だけどまだ完全になくなったわけではありません。
頭ではわかってても気持ちが勝手に反応する。
なかなか手ごわい思考パターンです。
人の習慣や思考パターンを変えるのは簡単ではありません。
変えるためには時間も気力も必要です。
だからこそ毒親との関わり方を一刻も早く見直す必要があるんです。
50代になってからよりも40代のうちに。
40代になってからよりも30代のうちに。
行動を起こすなら1歳でも若いうちに。
行動を起こせば必ずあなたの暮らしがラクになる方向へ1歩駒が進むはずです。
私はそうやって1歩1歩駒を進めてきました。
だから今の暮らしは平穏で幸せです。
もし「これが普通の親子関係」と思っていたら何も変わってなかったでしょうね。
あなたが親との関係性に疑問と辛さを感じていたら、1歩踏み出す方法をぜひ考えてみてください。