こんにちは。岸本みずきです。

不自由だと思いながらも「いつもそうだから」と、不自由が自分にとって普通になってること、
ありませんか。

たとえば、私はいつもお腹が張ってしんどいのが普通でした。
生理前後は、さらに悪化+痛みもろもろ。

「お腹にガスがたまって苦しい、これがなくなったらラクやろな」

と思いながらも「いつもそうだから」というだけでそのままにしていました。

先月、子宮筋腫と内膜症で手術した後、長い間つらかったお腹の張りが解消。
今はウソのようにお腹がラクになって、プクッと出たお腹も凹みました。
(アラフィー世代なので多少?は出たままです)

こんなにラクになるなら、もっと早くに手術を受けておけばよかった。
といっても、病気を知ったのは今年の6月。
それまでしんどくても、なぜかガマンしてたんですよね。

これと同じように、いつも気がかりだった毒親の存在。
いつなにが起きるか、なにをされるか、どんな攻撃をしかけてくるか。

1日24時間、1年365日。

ずっと心の片隅に引っ掛かってて、気が張ったまま。
楽しいことがあっても、楽しみきれない。
笑ってるんだけど、無理に笑っているような。
嫌なことが起きたときのダメージを減らすために、心の準備をしてガマンする。

「思考は現実化する」

ナポレオン・ヒルが書いた有名な本。

本当にそうなりました。
いつも毒親の攻撃を想定しながら過ごしてるから、頻繁に攻撃に合う。
それを対処することに集中するから、それ以外のことに目を向けられない。
当時は理解してくれる人も、今のように毒親に関する情報がなにもなくてすべて手探り。

自分を責めたり、親を責めたり、そしてまた自分を責める。
今思えば、ガマンしないでさっさと割り切ってたらもっと早くラクになれたのに、と思います。

今はお腹の張りからも、毒親からも解放されました。
(介護施設に入った母親に会いに行くか、どうするか、新たな葛藤もありますが)

引っ掛かっていたものがなくなると、自由度がグンと増して身軽になった気分を
味わえるのはいいものです。

まずは、いつもと違う行動をしてみる。
頭で考えると動けなくなるから、あれこれ考えない。
それもひとつの方法だと思います。