こんにちは。岸本みずきです。
誰かと話しているとき、「話が通じない」と感じることありますよね。
とくにそれが電話だとコミュニケーションの手段が「話すこと」しかなく
相手の表情も読み取れないので、さらに「話がぜんぜん通じない」と感じます。
先日電話である人と話しました。
相手は、しきりに自分の意見を通そうとするのですが、物理的に無理な話だったのでお断りしました。
でも相手はなかなか引き下がらない。
同じことを繰り返し話し、挙句の果ては「それくらいなんとかなるでしょ」と、まるで
「私が言ってることって理不尽?」と自問自答しそうになるくらい。
また別の電話では最初から無理と言ってたことなのに、ゴリ押しで前に進めようと
「とりあえず○○してもらったらいいので」のオンパレード。
いや、だから無理って言うてるんですけど、、、。
こういうことは重なるもんですね。
話が通じないときは、たいていお互いの話を聞いてません。
自分の話を相手に訴えることで精いっぱい。
中には「言わな損」みたいに弾丸のごとく話し続ける人もいます。
これではいつまでも話は平行線のままで交わることがない。
そしてダラダラと時間だけが過ぎて、お互いイライラし始めます。
これを防ぐ方法はたったひとつ。
相手の欲してることは何か、考えてみる。
それを相手に渡す。
それができたら苦労せーへんわ、と言われそうですね。
確かにそうです。私もなかなかできません。
でも相手と話をしながら、それを探ることができたら状況は変わってきます。
今回の2つの電話では、片方はそれを探りながら会話をしたことで
(相手の欲してることは渡せませんでしたが)
ダラダラと時間が過ぎることは防げました。
でももう片方は、自分の意見を言うことで精いっぱいになって、、、ダラダラと時間が過ぎてしまった。
気をつけたいのは、話の渦に自分を入れないようにすること。
中に入ってしまうと、論理的に話を考えることができなくなります。
「それってこっちが折れるってこと?なんか損やん!」
と思うかもしれません。
でもイライラして無駄な時間を長く過ごすことの方が損失は大きい。
同じ1日を過ごすなら、嫌な気持ちを減らして楽しい時間を増やすほうが得は大きいと思うんです。
あなたはどう思いますか。