こんにちは。岸本みずきです。
まだまだ寒いこの時期、レディースファッションの店舗では春物がそろそろ並び始める頃。
たまたま通りかかったお店のディスプレイを見て「あのセーターいい感じやん!」
自分好みのデザインを見つけて立ち止まって近くで見ると、、、
「ええなぁって思うけど、私には似合わへんわ」
「欲しいけど、高い」
「私には勿体ない」
と思うことってありませんか?
もしそう思うことがあったら、それが劣等感です。
今日はこの「劣等感」についてお話していきます。
子どもの頃から劣等感のかたまりだった私。
劣等感歴なんねん?と聞かれても(、、、誰も聞かへんって!)わからへんくらい長い(汗)
個人差はありますが、多かれ少なかれ誰でも劣等感を持ってると思います。
私が劣等感を感じたときのことを少し思い出してみました。
■小学生の頃
跳び箱がどうしても飛べなくて。
5段、6段をヒョイヒョイ飛んでる同じクラスの子を羨ましく思いながら「私には絶対ムリ」と飛ぶ前から諦めてたっけ。
■中学生の頃
ウォークマンが欲しくて。でも買ってもらうことは絶対ムリやから親にねだることもしなかったなぁ。
■高校生の頃
彼氏を作って楽しそうな同級生を見て
「私は太っててぶさいくやから、彼氏はできへん」と太った自分を卑下してた。
■社会人になってからは
職場、プライベート、移動中の電車の中、、、他人を見る機会が一気に増える。
いつも他人と自分を比べて、雪だるま式に増え続ける劣等感。
、、、書き出すとキリがないので、ここらでやめときます。
劣等感は生まれつき持ってるものではありません。
まさか生まれてまもない赤ちゃんが「私ってダメなやつ」なんて思ってたらビックリします。
では、いつ何が原因で劣等感を持ったんやろ?
私の劣等感の原因(思い出?)を考えてみました。
そういえば、子どもの頃から母親に、
「うちはよそと違う」
「よそはお金にゆとりがあるけどうちにはない」
「普通の家みたいなことはでけへんねんで」
と言われ続けてたっけ。
母親はどんなことでも自分の思い通りにならないとぶちギレる典型的な毒親。
だから母親の言うことはゼッタイ。逆らうこともできず、従うしか選択がない状態でした、、、このお話しはまた次の機会に。
子供心に
「うちは贅沢できない」
「欲しいもんはたいてい買ってもらえへん」
「よそは普通でも、うちには手の届かないものが多い」
こんな風に思うようになってました。
やがてこの考え方がエスカレートして
「私はお金がないから節約しないといけない」
「自分のためにお金を使うような贅沢はあかん」
「すべてのことが私にはムリ」
うちはムリが、いつの間にか私にはムリにレベルアップ?してました。
子どもの頃、母親から口ぐせのように聞かされていたことが自分の思考の一部になり、年齢を重ねるにつれて「劣等感のある私」がどんどん染み込む。
そして「しんどいけど、どうせ私にはムリやし、今さら変えようがない」と諦める。
これが私の劣等感を持ったいきさつでした。
劣等感はあなたが原因ではありません。
そもそも劣等感の始まりは生活環境、親の気質、生まれつき持ってることなど、自分ではコントロールできない部分が多いです。
それを幼少期に誰かから言われたことがきっかけで、大人になっても「劣等感」として持ち続けるパターンに陥る。
厳しすぎる親や毒親を持つ人はこの傾向が強いです。
あなたの劣等感の原因はなに?
子どもの頃に言われたこと思い出したり、誰かと話をすることであなたの劣等感の始まりを見つけてみましょう。
「なんや、私の問題ちゃうやん」「考えても仕方ないことやん」と自分のせいじゃなかったことに気づくはず。
劣等感を見つけて、なくすことは自分が嫌いを克服することにつながります。