こんにちは。岸本みずきです。
あなたなら、こんなときどう対処しますか?
今日はレメディのケーススタディのお話です。
仕事優先で、家庭を犠牲にしてきた母親が許せません。
母親は仕事が忙しく、私は生後2ヶ月で保育園に預けられました。
元々ドライな性格で、スキンシップなどの愛情表現や、遊んでもらった記憶がありません。
入学式や運動会にもあまり来てくれませんでした。
愛情が全くなかったとは言いません。
不器用で仕事と家庭の両立ができなかったんだと思います。
今は私の仕事の相談には乗ってくれるので、社会人としては尊敬しています。
しかし、私が理想とした家庭的な母親像とはかけ離れていて憎くもなります。
母親の
「子どもを犠牲にした分、仕事ではしっかり結果を出す」
との発言には、ふざけるなと思いました。
日々こんな風に葛藤し、いまだに大人になれません。
不器用な母親を許し、心から感謝できるようになるにはどうすればいいでしょうか。
ポイント
子どもの頃に母親に甘えることができなかったことが、今の母親への怒りと憎しみにつながっています。
このような怒り、疑い、妬み、憎しみなど、ネガティブで攻撃的な感情(愛と対極の感情)
を感じたときには、ホリーを使います。
たとえば、
・同じ場所にいるだけで、その人に対して不快感を感じる。
・その人の言ってることが、全部ウソのように思えて疑ってしまう。
・自分とは違う境遇の人を羨ましく妬んでしまう。
こんなときにもホリーが使えます。
ホリー
ホリーは、クリスマスによく使われる赤い実をつけた「ヒイラギ」です。
常緑の広葉樹であるホリーは、冬場の食料として動物たちの食害から身を守るため、
葉の縁は鋭く尖っています。
しかし年を経るとともにホリーの葉は丸く、枝も長く伸びて曲がっています。
まるで動物たちに「どうぞ、私の葉を食べて下さい。私の愛情をどうぞ」
とでも言ってるかのようです。
ホリーを飲むことによって
母親に対する憎しみが和らぎ、葛藤していた怒りや苦しみから解放されます。
母親に対して寛容になることで、愛情や思いやり、感謝の気持ちも同時に芽生えてくるでしょう。
こんなレメディも考えられます
■ビーチ
「間違ってる!、それあかんやん!」
「なんで、あの人はいつもそうなん(怒)」
相手に対して批判したり攻撃的になったり、良い面より悪い面の方が目についてしまうとき、
ビーチを使います。
⇒寛容になれる、相手の良い面も見れるようになる。
■チコリー
「褒めてほしいから、ありがとうと言われたいから、何かをする」
「かまってほしい、私だけを見てほしい」
相手の反応や行動を期待して動いてしまうときは、チコリーを使います。
(寂しがり屋さん、かまってちゃんの人)
⇒相手に対して過度の期待を抱かず「私がこうしたいから行動する」というように
主体的に物事に関わるようになります。