こんにちは。岸本みずきです。
ヘナが楽しめる季節がやってきました。
みなさん「ヘナアート」ってご存知ですか?
素肌に染料で絵や模様を描いて皮膚の表面だけを染める、もともとインド発祥の風習。
インドでは結婚式を迎える花嫁さんが自分の体をヘナアートで飾るそうです。
描く絵や模様には、それぞれ意味があって、
たとえば一例をあげると
・女らしく変わりたいときは「チョウチョ」
・金運をあげたいときは「ペイズリー柄」
・商売繁盛や仕事を成功させたいときは「クジャク」
とか。
インドではこのような願いを込めて描くそうです。
皮膚の表皮だけ染めているので、1週間から10日ほどで完全に消える。
消える頃には願いごとが叶うと言われています。
これがヘナアートです。
こんなに細かいのにすべてフリーハンド。
しかも下書きやテンプレートシートはない、というからビックリ。
一人一人の好みや願いごとに合わせて描くからすべて一点モノです。
「こないだはチョウチョだけだったけど、そこに蓮の花も入れたい」とか。
「今日は少し大人っぽい感じで仕上げてほしい」とか。
「最近新しい仕事を始めたから早く軌道に乗って仕事が順調に進むように」とか。
また、その日の気分に合わせてコーディネートするのもいいですね。
「痛くないの?」「消える?」
こんな疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
ヘナアートの染料になるのはヘナという植物の粉末。
最近、美容室でオーガニックカラーとして使われてますよね。
これを水で溶いてペースト状にしたものを肌の上に乗せていくだけなので、全く痛くありません。
(ケーキをデコレーションするチョコペンみたいな感じです)
ヘナアートは肌の表面だけを染めているので、新陳代謝が高い人ほど早く消えます。
個人差もありますがだいたい1週間~10日ほどで完全に消える。
だからタトゥーのようにずっと消えないってことはありません。
最近、ヘナを夏のおしゃれとして楽しむ方が増えてきたようですよ。
サンダルに合わせて足首に描いたり、腕から手の甲にかけて流れるようなデザインを楽しんだり。
薄着の季節ならではの楽しみ方ですね。
実はうちのダンナさんはヘナのライセンス資格者。
ヘナアートの学校は日本に1つしかなくて、しかも男性取得者はほとんどいないそうです。
あ、仕事とはまったく関係ありません。なんとなく興味を持ったから勉強したとか。
しかし、せっかく描けるのに家では全然描いてくれない。
今年こそは!ほめて、おだてて、あげまくって描いてもらうつもりです。
描いてもらったらここで紹介しますね。